Jetpackってどんなプラグインなんだろう?
Jetpack入れたらデメリットってあるのかな
という方むけの記事です。
私はweb制作を仕事としています。wordpressは使い出して8年くらい。
近年、wordpressでの制作案件はとても多いです。
プラグインも色々なものを使っています。
高機能なプラグインの1つがJetpack。
WordPressの中でもかなりメジャーだと思います。
便利なプラグインなのですが、使いにくい点も結構あるなあと感じたので解決策も含めてまとめます。
Jetpackとは

参照:Jetpack by WordPress.com
wordpressが公式提供しているプラグインです。
使用するためにはwordpress.comアカウントとの連携が必要です。
Jetpackの機能やメリット
Jetpackではアクセス解析、lazyloadを使った画像の表示速度アップ、wordpress.comの100以上のWordpressテーマが使えるようになります。
無料版の他に有料版もあります。

また、バブリサイズ共有といって自分のFacebook、Twitterなどのアカウントと連携し、ブログ記事投稿時に自動投稿することも可能です。
バブリサイズ共有は以前、仕事での依頼で対応しました。下の画像は設定例です。


アクセス解析も便利です。
よく使われているアクセス解析ツールのGoogleAnalyticsがあります。
「Google アナリティクス オプトアウト アドオン」というGoogleAnalyticsにカウントさせないアドオンかあり、web制作者は自分のアクセスがアクセス解析に反映されないよう入れているケースも多いです。
Jetpackのアクセス解析は、オプトアウト アドオンの影響を受けないので、Googleアナリティクスとは少し違う集計結果がでる可能性もあります。
Jetpackのデメリット

1.テーマによっては記事画像が全て表示されなくなる。
基本に設定で入っている画像の遅延読み込みと設定が合わないテーマもあるようです。
このサイトではJINというテーマを使っています。(お気に入りです)
でも、先日Jetpackを入れたところ、記事画像が全て非表示になり大変焦りました。
Jetpackというwordpressプラグインを自分のブログ(テーマはJIN)に入れたら、アイキャッチ含め全ての画像が全く表示されなくなってすごく焦った…。ひいいい!Jetpack設定の「画像の遅延読み込みを有効にする」を外したら表示されました。ああ、よかった。#Jetpack #wordpressプラグイン
— rush(ラッシュ)@webデザイナー (@rush14999363) 2018年8月2日
原因は、Jetpack設定の画像の遅延読み込みが有効になっていたためでした。
画像の遅延読み込み設定の解除方法
1.記事投稿部分の左側メニューJetpackの「設定」をクリック。

2.「パフォーマンスおよびスピード」の「画像の遅延読み込みを有効にする」のチェックをはずす。

2.共有やSNS表示設定がかわってしまうことがある
テーマによっては元のテーマよりSNSや共有設定が優先で入ってしまうことがあります。
こんな感じのボタンが↓

Simplicityの改変依頼があって調整していた時も、プラグイン利用時に追加されました。
テーマでの共有ボタンも入っているので、SNS系のボタンがダブって表示されてしまい、
原因を探すのに苦労した記憶があります。
設定をはずすと元のテーマの設定が表示されますよ。
共有ボタンやいいねボタンの解除方法
1.記事投稿部分の左側メニューJetpackの「設定」をクリック。

2.画面上部の共有をクリックし、共有ボタンの「投稿に共有ボタンを追加」の設定を解除、「いいね」ボタンの「コンテンツに「いいね」ボタンを追加し、読者が評価するのを許可する」の設定を解除する。

3.wordpress.comのアカウントが必要
プラグインを入れるだけで使えないのはひと手間かかるところかなと思います。
一度アカウントを持つと複数サイトに適用することも可能です。
まとめ
機能が多くて便利なプラグインのJetpack。
ちょっと癖のあるプラグインではありますが、必要な設定を入れると便利に使えるかと思います。
参考になれば幸いです。