サーバー・ドメイン

web制作でのサーバー選び[ケース別/制作者・中小企業・小店舗向け]

web制作ではどのようにサーバーを選ぶのだろうか。

これからwebサーバーを借りようと思うけれどどんなサーバーが、いいかな。

というかた向けの記事です。

私はweb制作の仕事をフリーランスで、10年くらいやっています。

制作サイトは中小規模の企業、メーカー、飲食店舗などのサイトが多いです。

web制作を覚えてから今まで、複数のサーバーを使ってきました。

購入して使ったのは、

エックスサーバー、heteml、さくらインターネット、minibird(現Sterserver)、fc2、mixhost

他社(クライアントサーバー)で使ったのは、

CPI、DriveNetwork、Speever、Bizメール&ウェブシリーズ

などです。

今までの仕事の歳月の中で、サーバー性能に変化もあるかと思います。

また、使い込み具合は購入サーバーの方がしっかりつかっていました。

そんなこんなありましたが、今までの経験をもとに仕事での使用ケースもあわせて紹介したいと思います。

1.クライアントがすでに契約しているサーバーを使う

結構お仕事で多いのは、クライアントが契約しているサーバーがあって、サイトリニューアルの際、今契約しているサーバーを使ってくださいというケース。

この場合、制作の際はきちんとサーバー確認してから、仕事の可否を伝える必要があります。

意外な落とし穴が多い。

例えば、いつも使っているサーバーに比べて、使えるPHPのバージョンが低いとか、データベースの数に制限があるとか、

すごかったケースだとwordpressというフォルダ(ディレクトリ)にしかwordpressをインストールできないサーバーとかありました。

サイトアドレスが、「http://ドメイン名/wordpress/」になってしまう衝撃。

サーバーが変わると想定外が多くて一悶着あったりします。

サーバーへの接続確認と、WordpressなどのCMS系をインストールして使用する場合は、使っているサービスへの確認、コントロールパネルへのログイン、仕様確認は事前にしておいた方がベターだと思います。

2.制作者がクライアントにサーバースペースをかす

web制作側がサーバースペースを提供することもあります。

サーバー契約や操作が苦手だったり面倒!という場合は、こちらでスペースを用意することもあります。

また、サイトサンプルを作って提案するときも自分がレンタルしているサーバーで制作しご案内しています。

今、私がメインで使っているサーバーはXSERVERです。

エックスサーバーとは

参照:エックスサーバー公式サイト

XSERVERはweb制作者なら知らない人は少ないかも。

150万件と利用件数が多いサーバー会社です。

エックスサーバー

XSERVERの使いやすい点

独自ドメインSSLが標準装備

独自ドメインSSL(Let’s Encrypt)が標準装備で簡単に設定できるのでありがたい。

Googleのセキュリティの考え方もあり、これから作るサイトは常時SSL化していかないといけないのでありがたいです。

管理パネルの管理画面が使いやすい

XSERVERは管理画面がとても使いやすいのも特徴です。

ドメインごとに表示画面が切り替わり、全機能が一覧で見ながら使えるので操作しやすい。

電話サポートがある

電話サポートもあるのでもしもの際、出来るだけ早く直接相談、手が打てるのはありがたい。

実務の際、できるだけ早く連絡が取れるかは、大事だと思っています。

トラブルがあった際、メール対応のみの場合、対応が翌日になったりすることもあるので、電話やチャットなどできるだけ早く伝達できる手段があった方がよいです。

標準バックアップ機能

また、標準でバックアップがついている。何かあってもありがたい(とはいえ、各自でのバックアップは大切)

ただ、データを頂くには手数料がかかります。

バックアップデータの提供の際には、下記の通りデータ提供1回ごとに手数料が必要です。

サーバー領域データ … ご指定の日のWeb・メールデータ(税込10,800円)

MySQLデータベース … ご指定の日の特定のデータベース1つ(税込5,400円)

引用:エックスサーバー|データバックアップについて

新機能搭載への意欲

サーバー選ぶ際に一番大切なのは、新機能や状況の変化に対応してくれる意欲がある会社を選ぶことだと思っています。

サーバー機能は提供サイトの性能に関わる上、時代の変化に対応することがすごく大切です。

それぐらい経年変化によって必要とされることが変わるのです。

常時SSLが一般化したのも、スマートフォンが広く普及したのもここ数年のこと。

これからも様々な変化が起こる可能性は高いです。

機能向上に意欲的で、共に戦ってくれそうなサーバー会社を選べたら良いのではないでしょうか。

最近は、独自ドメインSSL標準装備とか、HTTP/2でのサイト表示高速化などの機能が新機能追加の目安かなと考えています。

技術も流行も日進月歩なので今後変わる可能性はありますが、今のところエックスサーバーは、実務向きで快適です。

サーバースペースやドメインをこちらで提供するにあたって

自分が運用するサーバーをクライアントに提供する場合はクライアントから少額でもサーバー使用料を回収したほうが私はいいと思います。(おせっかいな話)

サーバー提供の場合は、ドメインもこちらで用意することが多いです。

サイトを作った分だけ契約更新・管理作業が増えていくのが、サーバーやドメイン提供をともなうweb制作だと思います。

年々メンテナンス、管理すべき案件が増えていくわけです。

案件が増えるたびに、契約更新作業も手間が増えていきます。

いつか、サーバー移設に入らなくてはいけない可能性も考慮しておいたほうがいいと感じます。

3.クライアントにサーバーを直接契約してもらう

クライアントが直接契約するほうが勝手がいい場合も多いです。

クライアントがwebサーバーを契約して、制作者が管理パネルへのログインアカウント・パスワード、FTP情報などを預かり、サイト設置を行う方法です。

クライアントのタイミングで契約更新してもらえて、こちらで作業をしなくていいのは大変便利です。

また、クライアント側としてもサイト管理者をかえたくなった場合、手元に契約があるとスムーズです。

私は別の管理者へサーバー移動の依頼があれば無償対応しています。

しかし、他業者でサイト管理が移るを嫌がったり、なんくせつけて説得しようとする業者に出会い、サイト移管に苦戦した苦い思い出もあります。(新管理者は前管理者によく思われないことも多い)

直接契約の場合、サイトの規模によってはエックスサーバーが手に余ったり、高いと感じるクライアントも多いです。

その場合は、さくらインターネットでご案内をしています。

参照;さくらインターネット公式サイト

さくらのレンタルサーバーとは

さくらインターネット株式会社が運営するレンタルサーバーサービスです。

低価格の割に使いやすいwebサーバーです。

こちらも最近、独自ドメインSSL(Let’s Encrypt)、HTTP/2が標準搭載されました。

スタンダードプランで用意していることが多いです。

さくらのレンタルサーバ

ただビジネス以下のプランの場合、複数ドメインで同じメールアドレスが持てない点は要注意です。

複数ドメイン向きではないかなと感じる点です。詳しくはこちらをどうぞ。

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4.開発や研究用に自分がサーバーを使う

新しい技術を試したり、研究用にサーバーを借りたこともありました。

制作サンプルを提案するサーバーと併用でもいいかもしれません。

新しいCMSの研究用にmixhostを借りています。

mixhostとは

参照:mixhost

MixHost

mixhostというサーバーの管理画面では「Softaculous」という様々なプログラム(CMSなど)を自動インストールできるツールが使えます。

いろいろなプログラムを簡単にインストールしてまず機能を試すことができるのは本当に便利。

試してからよかったら、手持ちのサーバーでの運用を検討するのもいいですし、使いやすいCMSのために借りるのもいいと思います。webdavも使えます。

ただ、電話サポートしていない点は実務としては使いにくいかなとかんじています。

あと、海外製の印象が強い管理画面です。

詳しくはこちらをどうぞ。

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そういえば、先日、初期ディレクトリのindex.htmlを消したら、内部ディレクトリ(サイトの階層)が見えてしまったことがありました。

なにかindexのファイルは置いておいた方がよさそうです。

まとめ

・クライアントがレンタルしているサーバーを使うケース

・自分がレンタルしているサーバーを貸すケース

・クライアントに直接契約してもらうケース

・開発や研究用に自分が使うケース

についてまとめてみました。

参考になれば幸いです。